入金されたお金と請求書を出した金額は、まとめると必ずしも同じにならない

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2014年7月17日

確定申告には、たんに経費のまとめだけではなく、いくら入金されたかという記録と、
これから入金されるであろう金額のまとめも必要になってきます。
経理の用語では、いくら入金されたかは現金あるいは普通預金で、これから入金されるであろう金額は売掛金、という項目でまとめます。

それでタイトルのお話なんですけど、年に1回、入金されたお金と請求書を出した金額をまとめると、
ほとんどのケースは必ず一致しません。
これはなぜかというと、ほとんどのケースは請求書を出してから数日~60日以内に現金あるいは普通預金で受け取るためです。
なので確定申告の区切りである12月31日時点での入金額は、12月31日までに出した請求書の金額とは必ず一致しないことになります。

そのために必要なのは「じゃあ1月以降、いくら入金される予定なの?」という数字です。
12月31日までに入金されていなくても、請求したものは売上として計上されるので確定申告対象になります。
これをまとめるときに必要な書類は、やはり請求書になります。

お客さんから請求書の提出が求められていなくても、自分がいくら請求したかわかるように、請求書を作っておくことをオススメします。
また市販で売っている請求書を使う場合は、複写式(カーボン紙で、1枚書くと控えの1枚も一緒にできるもの)を利用して、
いついくらの請求書を出したのかわかるようにしておくと大変便利です。

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