パソコン代を経費にする

2014年9月10日

仕事するにあたって、パソコンを使わない日のほうが少ないくらいかかせないものとなってるかと思います。

フリーランスになる前、なった後にパソコンを仕事で使うときの経費の仕方について調べてみました。

フリーランスになる前に買ったパソコン

経費の考え方は「仕事のため（＝売上のため）に必要なもの・ことを仕入れるために使ったお金」ですので、フリーランスになる前に買ったパソコンは経費にしづらいようです。

参考：自宅兼事務所で働くフリーランスの必要経費はどこまで？

フリーランスになった後にかったパソコンは、”仕事で使うためにかったもの”として考えやすい内容であれば経費にできると思います。経費にする場合は、消耗品費で計上するのが一般的かと思います。

参考：消耗品費とは？意味や仕訳例など。個人事業・勘定科目一覧【ＳＯＨＯ・確定申告ガイド】

実は、同じパソコンでも値段が高い場合は、消耗品費で扱えないケースがあります。フリーランスの場合、青色申告の届出を出している場合に限って、30万円未満であれば経費扱いにできるようです。

参考：少額減価償却資産の特例　【ＳＯＨＯ・確定申告ガイド】個人事業者のための税務会計～

高額のパソコンを買った場合は「そのパソコン、１年以内には廃棄しないでしょー」ということなのか、一般的な経費計上ではなく、固定資産による減価償却という形で経費計上します。

パソコンは法律で４年は使えるでしょーと決まっているらしいので、４分割にして４年にわたって計上します。なので、３０万円ちょっぴたの場合、１年目は７万５千円だけが経費扱いになります。

参考：フリーランスの仕訳の豆知識 | d-spica

ということで、パソコン代を経費にするのもちょっと知識と工夫が必要のようです。１０万円以上のパソコンを買うケースはよくあると思いますので、青色申告の届け出は忘れずに行いましょう！